
FAXDMのツボはココにあった!!誰も教えてくれない営業手法を大公開(前半)
もしこれからFAXDMをしようと思っているならば、先に断言しておきます。
その方法ではきっと思った以上の売り上げを見込めないでしょう。
最初からこのように言われたら、あなたはショックを隠しきれないかもしれません。
ですが、衝撃的な事実ですが、思ったほどの売り上げが見込めないことは本当のことなのです。
ただ、もしあなたがここで「FAXDM」のツボを押さえることが出来たら、結果はだいぶ変わる可能性があります。
そのため、今回は前半と後半に分けて、あなたのために「誰も教えてくれないFAXDMのツボ」について解説します。
1.FAXDMの反応率は0.1%…
ダイレクトメールを送ったことがある人なら知っているかもしれませんが、実はDMの反応率は非常に低くなっています。
業界的に言えばその割合は「0.3%」と言われています。
しかも、FAXDMでいえば、さらに低い「0.1%~0.3%」と言われているのです。
この反応率の低さこそ、冒頭で書いた通りの「思った通りの売り上げを見込めない」理由なのです。
また、ただ反応率だけが悪いならいいですが、FAXDMにはそれ以上の問題があります。
それは「クレーム」が起きるということです。
これは受信者のトナーなどを勝手に使っているので当たり前ですが、FAXDMは他のDMに比べると、「クレーム」が起きやすいのです。
ただ、こうしたクレームや反応率が悪くなるのは、それなりの理由があるはずです。
そこで、「どうしたら反応率が悪くなるのか?」について見ていきましょう。
2.反応率が悪くなるのは○○○だから!!
多くの企業様では、実はある問題があるために、FAXDMの反応率が悪くなっているのです。
この原因について探ってみます。
顧客のアクションを予想しないから
顧客のアクションと言うのは、例えば段階を分けると、以下のようなものがあります。
- クレーム(ネガティブ要素が強い)
- FAXDMをゴミ箱へ捨てる
- FAXDMを残しておく
- 問い合わせをする(ポジティブ要素が強い)
以上のような、アクションがあります。
もちろん、細かく分ければ消費者行動はもっと分類できるでしょうが、簡単には上記のようなものです。
さて、ここで質問です。
あなたは顧客にどのようなアクションを望んでいますか?
ほとんどの企業様でポジティブな行動を望んでいると思います。
もちろん、この願いは間違っているというわけではありません。
FAXDMを送るのであれば、「売り上げに繋がる」ようにするのは当たり前です。
ですが、多くの企業様では顧客のアクションをポジティブの面「だけ」想像して、ネガティブな面の予想をしていないのです。
結果、「良いこと」だけを伝えようとしすぎて、顧客にネガティブな感情を浮かばせてしまっているのです。
これが起きると、最終的には「クレーム」、または「捨てる」と言う行動に繋がるのです。
つまり、あなたのFAXDMが顧客の「No」を引き出しているのです。
したがって、FAXDMのツボは「No」というネガティブな感情を出させないことにあるのです。
今回は、「FAXDMのツボはココにあった!!誰も教えてくれない営業手法を大公開(前半)」として何故、反応率が悪くなるのかを見ました。
後半では、どのように「No」を減らしていくのか、その「No」の種類と「対処法」について見ていきます。